クラウドサービスの利用記録管理機能をリリース
〜利用サービスの適切な管理体制構築を実現〜

利用サービス管理機能をアップデートし、社内で利用されているSaaS/ASPなどのクラウドサービスの利用記録を管理する機能をリリースします。

これにより、社内で利用されているクラウドサービスを一覧化するだけでなく、どの部署がどのような目的で利用しているかを把握でき、個人情報を取り扱うなど特に注意を払うべき利用用途を確認したうえで、適切な管理体制を構築することが可能となります。


クラウドサービス利用時のセキュリティマネジメント

クラウドサービスを利用するにあたり、預けるデータやアプリケーションのユーザー設定についてはクラウドサービス利用者が責任を持つ必要があります。こうした設定が適切に把握・管理できていない場合、利用者側でのアプリケーションの設定ミスによる情報漏洩につながる可能性もあります。
このためクラウドサービスをどのように利用すべきかを利用者側でルール化し、預ける情報やサービスの管理責任者を適切に把握することが重要です。

Assured機能概要

このような業務を支援するためAssuredは、利用サービス管理の機能をアップデートし、以下の機能をリリースします。

1. 利用記録機能の追加

Assuredで管理している各クラウドサービスについて、利用部署、管理者、利用用途、取り扱う情報種別(個人情報や重要情報の有無)などを記録し、管理できる機能です。記録できる項目は、自社のセキュリティ管理体制に合わせて、自由にカスタマイズすることが可能です。

 

<活用例>

  • クラウドサービスの契約情報を記録する:利用用途、管理責任者、契約期間、アカウント数、稟議URL、担当営業連絡先等
  • クラウドサービスに預けている情報を記録する:預けている情報の種類(財務情報、顧客情報、従業員情報等)、種別(極秘、社外秘、公開情報)、規模(1-10件、1000件〜、等)等
  • クラウドサービスでの認証ルールを記録する:認証方法(パスワード認証、FIDO等)、二段階認証設定の有無、SSOによるID管理の有無、共通アカウントの有無、等

 



2. 利用サービス管理機能一覧画面の検索性向上

利用記録機能のリリースに合わせ、利用サービス管理機能の一覧画面(サービス台帳)もアップデートいたします。サービス台帳でも利用記録の一覧が表示されるようになるほか、サービス情報・利用記録のそれぞれを条件指定して検索することが可能となります。
例えば、利用記録で個人情報を取り扱うサービスのみを検索しAssuredの調査スコアを確認するなど、検索機能を活用することで適切な管理体制を実現します。


サービス一覧イメージ


検索条件イメージ