セキュリティ評価プラットフォーム「Assured」、
クラウドサービスのセキュリティ情報の正確性を高めるUI特許を取得
〜利用プラン毎のセキュリティ対策状況を可視化〜

2024年3月21日

 セキュリティ評価プラットフォーム「Assured(アシュアード)」は、クラウドサービスのプラン毎に異なるセキュリティ対策状況を可視化する機能のUIにおいて特許(第7448293号)を取得したことをお知らせします。
 

特許を取得した機能について

多くのクラウドサービスには複数のプランが存在しており、”スタンダード”や”エンタープライズ”といったかたちでそれぞれのプランに付随するオプションや機能が異なります。加えて、プラン毎に事業者側のセキュリティ対策が変わる場合もあり、クラウドサービスを利用する企業は、セキュリティ対策状況を自社が利用するプランに照らして確認し、適切に評価することが重要です。

これに対しAssuredは、利用プラン毎のセキュリティ対策状況を可視化する機能を提供しています。
 

<機能概要>

1. クラウドサービス事業者側の機能

クラウドサービス事業者は、Assuredのシステム上でセキュリティチェック項目に回答する際、プランやオプションで対策が変わる場合には、「条件付きで該当する」を選択のうえ、詳細を記入することが可能です。

この機能のなかで、入力用のチェックボックスを、「✓」(該当する)、「△」(条件付きで該当する)、「空欄」(該当しない)の三段階とするとともに、「△」(条件付きで該当する)を選択した場合に、条件の記入欄をを表示するUIにおいて特許(第7448293号)を取得しました。

チェックボックス詳細イメージ

クラウドサービス事業者側の画面イメージ

 

2. クラウドサービス利用企業側の機能

クラウドサービス利用企業は、自社が利用するプランに応じた、より正確なセキュリティ情報を取得可能です。「条件付きで該当する」と回答されている項目に対し、自社で利用するプランに沿ってクラウドサービス事業者の回答内容を更新でき、Assuredによるセキュリティ評価のスコア(※)を再計算できる機能も、本特許に含まれています。

※Assured独自の質問票(経済産業省や総務省が公開しているガイドラインや、NIST SP800-53、ISO27001、ISO27017等の国際規格に基づき構成された約120項目)を元に、専門資格を保有するAssuredのセキュリティ評価専門チームがリスクを評価し、スコアリングをしています。

 

クラウドサービス利用企業側の画面イメージ

  

今後も、Assuredの独自機能について、知財戦略に沿った特許取得を進め、企業の安全なクラウド活用、そして社会全体のDX推進を支えるべく、サービス向上に努めてまいります。