豊田鉄工株式会社が、クラウドサービスのセキュリティ信用評価「Assured」を導入
〜クラウドサービスのセキュリティ評価にかかる工数を削減し、第三者評価による評価品質の向上と定期評価実現へ〜

2025年11月17日

株式会社アシュアード(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:大森 厚志)が運営する、クラウドサービスのセキュリティ信用評価「Assured」は、豊田鉄工株式会社(本社:愛知県豊田市、代表取締役社長:坂元 康彦、以下 豊田鉄工)に導入されたことをお知らせします。豊田鉄工は、「Assured」の導入により、クラウドサービスのセキュリティ評価工数を削減し、第三者評価による評価品質の向上と、将来的な定期評価の実現を目指します。

クラウドサービスのセキュリティ評価における課題と「Assured」導入の背景

豊田鉄工では、DX推進に伴うクラウドサービス利用の拡大により、サービス導入時のセキュリティ評価にかかる工数が大きな課題となっていました。具体的には、1サービスあたりの審査部門の評価工数が3〜5時間、調査開始から完了まで約3週間〜1ヶ月を要し、この膨大な工数が審査部門の業務を圧迫し、サービス導入のスピードに評価対応が追いつかない状況でした。

また、新規導入時の評価に加えて、昨今取り沙汰されているクラウドサービスや取引先関連のインシデントも踏まえて、既存サービスの定期的な再評価の必要性も認識していたものの、工数の制約から着手できていませんでした。さらに、リスク評価の品質向上を目指し、第三者であるセキュリティ専門家による客観的な評価を取り入れたいという意向もありました。

これらの課題に対し豊田鉄工は、「Assured」が提供する第三者評価データベースの活用と、評価プロセスの標準化により、評価工数の大幅な削減と評価品質の向上を実現できるという期待から、この度の導入を決定いただきました。
 


「Assured」への期待

  1. 評価工数の大幅削減と迅速化:
    「Assured」のセキュリティ専門家による第三者評価情報を活用することで、既存のチェックシート運用を置き換え、評価工数を大幅に削減します。これにより、調査開始から完了までの期間短縮を実現し、迅速なクラウド導入を目指します。
     
  2. 評価基準の明確化と品質担保:
    「Assured」によりスコア化された明確な評価情報を活用し、社内のクラウドサービス評価基準を標準化します。また、セキュリティの専門家による第三者評価を取り入れることで、客観性と網羅性を担保し、リスク評価の品質向上を目指します。
     
  3. 将来的な定期評価の実現:
    工数削減によって評価業務の負荷を軽減し、既存サービスに対する定期評価の実現を目指します。

 

株式会社アシュアードは、今後も「Assured」を通じて、豊田鉄工をはじめとする企業の皆さまのクラウドサービスの安全・安心な活用を支援し、産業のDX推進を支えてまいります。