デジタル活用の加速と同時に、高い水準でのセキュリティ担保が求められる金融業界において、SaaSをはじめとしたクラウドサービスの利用増加に対応するセキュリティ評価体制の構築は必要不可欠です。四国銀行においても、行内で利用が拡大するクラウドサービスの安心・安全な利用推進のため、Assured導入を決定いただきました。その背景や期待について、システム部 部長代理 豊田 明啓 様にお話を伺いました。
Assuredの調査項目について
3つ目に、定期的にアップデートされるセキュリティチェックシート項目による高品質かつ持続的なアセスメントが可能である点です。
Assuredでは四半期に1回程度、セキュリティチェックシート項目の改定が行われます。これまでは自社でチェックシートを作成しており、様々なガイドラインを参照する必要があったり、標準化された基準もないなか手探りで検討していく必要がありましたが、Assuredを通じて、よりスピーディーに最新トレンドを取り込んだ評価を実現できることにメリットを感じました。
最後に、業務負担の削減が見込める点です。
利用するクラウドサービスの数が増えるにつれ、利用部門、評価部門双方の業務負荷が重くなっていましたが、Assuredを利用することで、大幅な工数削減が可能になると見込んでいます。Assuredでは、クラウドサービスのセキュリティ評価情報がデータベースに一元化されているため、すでにデータベースに掲載されているサービスであれば、クラウドサービス事業者の確認が取れ次第すぐに評価情報を閲覧することができます。また、データベースにまだ掲載されていないサービスでも、Assuredが新規調査を実施してくれるので、これまで必要だった事業者とのやり取り等が不要になり、工数削減と同時に、よりスピーディーに利用可否の判断ができることを期待しています。
Assuredの仕組み