コンタクトセンターのモデル変革・DX推進を加速

Visionalグループの株式会社アシュアード(所在地:東京都渋谷区/代表取締役社長:大森 厚志)が運営するクラウドリスク評価「Assured(アシュアード)」が、キューアンドエー株式会社(所在地:東京都渋谷区/代表取締役社長:川田哲男、以下:キューアンドエー)に導入されたことをお知らせします。

 

キューアンドエーは、ICTデジタル製品(パソコン、スマートフォン、プリンター、情報家電、通信機器など)に関連して生じる故障などのトラブルや接続、操作や利活用に係る疑問などを解決するテクニカルサポートサービス事業を展開。近年では事業領域を拡げICT/DXに関するトータルサポートサービスを提供しています。2022年7月には創立25周年を迎え、長年培った豊富なノウハウをもとに全社的にDX化を推進しています。
 キューアンドエーでは、コンタクトセンターにおける業務効率化に取り組む一方で、多様化するチャネルでの問い合わせに対応しきれないなどの課題も多く、AIを活用した新しいコンタクトセンターへのモデル変革も推進しています。

この度、リスク評価を適切かつ効率的に行ったうえでより安心安全にクラウド利用を推進するため、Assuredをご導入いただきました。

 

今回、キューアンドエーで情報システム・情報セキュリティ全般を統括されている取締役副社長(兼 コーポレートマネジメント統括本部長)曽我 健史郎様にAssuredのご導入に至った背景をお聞きしました。

キューアンドエー様はDX関連サポートを提供されているほか、社内のDXにも積極的に取り組んでいらっしゃいます。その取り組みや背景についてお聞かせください。

曽我氏:
キューアンドエーはコンタクトセンター/コールセンター、フィールド(訪問)サポート、マーケティングサポート、さらにはDX関連サポートなど、さまざまなICTトータルサポートソリューションを提供しています。DX関連サポートについては、Q&A自動化ソリューションや、FAQ構築サービスなど、AIが簡易的・定型的な「お客さま対応」をおこない、それを人が確認・補正するという一連のサービスを「AIクラーク」として提供しています。これによりお客さまとのフロント対応をAIに任せ、「人」をバックオフィスでの作業へシフトする、AIを活用した新しいコンタクトセンターへのモデル変革を目指しています。
お客さまの変革・革新的なイノベーションをサポートしていくため、社内のDX推進にも積極的に取り組んでいます。

DXを推進する中で、どのような課題感をお持ちだったのでしょうか?

社内のDXを推進する上で、クラウドサービスの活用は必要不可欠です。社内でのクラウドサービス利用にあたっては、自社のセキュリティチェックシートを用いてリスク評価を実施していましたが、関係法令や各種認証規格における適合有無を客観的に評価出来ているか課題に感じていました。
また、グループ会社含め全社でDXを推進する中、セキュリティチェックの工数が増加することが見込まれ、人員育成・属人化にも課題がありました。

そのなかで、Assuredに感じたメリットをお聞かせください。

まず1つ目に、評価項目の網羅性です。Assuredには、国内外のガイドラインやフレームワークに基づいた、100項目以上の評価情報がデータベース化されています。網羅的な調査項目でセキュリティ専門家が実施したリスク評価情報を元に、クラウドサービス利用可否の判断が出来る点に魅力を感じています。

2つ目に、データベースにないサービスも調査代行が可能な点です。
社内におけるクラウド活用が加速し、セキュリティ情報を開示していないサービスの利用も増加しています。セキュリティ情報が開示されていない、データベースにないサービスであっても、リスク調査・評価をAssuredに代行してもらえるため、クラウドサービス新規利用開始までのリードタイム短縮に期待しています。

3つ目に、Assuredが目指す世界観に共感できたということも大きなポイントでした。
クラウドサービス事業者のセキュリティ情報が一元化され、比較ができる点を活用し、当社が導入しているサービスにおいて取引先にも安全面をアピールできると感じています。今後、クラウドサービスにおけるリスクが変化する可能性もあり、変化に対しリスク評価を自社のみで対応することは難しいため、評価項目についてAssuredがその役割を担っていただけることに期待しています。

そのようにご期待いただけて大変光栄です。引き続き、社会全体でのクラウド活用促進の一助となれるよう精進して参ります。

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