2024年9月6日
Visionalグループの株式会社アシュアード(所在地:東京都渋谷区/代表取締役社長:大森 厚志)が運営するセキュリティ評価プラットフォーム「Assured(アシュアード)」(https://assured.jp/)は、社内における最新のクラウドサービス利用状況を把握するための棚卸しアンケート機能をリリースしました。
IT・情報セキュリティ部門等の管理者から、クラウドサービス利用部門の責任者に対して、利用状況を確認するアンケートを一括送信し、回答内容はAssured上の台帳に自動で反映されます。これにより、クラウドサービスの利用におけるリスク管理を手間なく網羅的に実現します。
社会全体でDX・デジタル化が加速するなか、企業におけるクラウド活用は拡大を続けており、Assuredの調査(※1)によると、従業員1,000名以上の大手企業で1社あたり平均207サービスを利用、約2割が500以上ものサービスを利用しています。
これらのクラウドサービスは、機能のアップデートや利用規約の更新、利用企業側の運用変更等によって日々リスクが変化しています。利用企業はクラウドサービスに起因した情報漏えいやシステム停止などの事故を防ぐため、適切なリスク管理が求められています。
※1 https://assured.jp/column/shadowit2024-report
適切なリスク管理のためには、まず社内のクラウドサービス利用実態を把握する必要があります。退職や異動により管理者が不在になっていたり、すでに利用していないサービスにデータを預託したままになっていたり、機微情報を扱うようになっていたりしないか等、最新の利用状況を確認したうえで、定期的なセキュリティ評価を実施することが推奨されます。
一方、利用実態を把握するには、メールや電話等で利用部門に個別に確認する必要があり、IT・情報セキュリティ部門などの管理部門の負担となっていました。
そこでAssuredは、利用中のクラウドサービスを一元管理できる台帳機能に、最新の利用状況を各利用部門に確認できる棚卸しアンケート機能を追加しました。これにより、管理部門は網羅的かつ効率的に利用実態の情報収集が可能となります。
<機能の概要>
①自社独自の台帳の項目を元にアンケートを作成
企業ごとにカスタマイズ可能(※2)である管理項目を元に、Assuredのシステム上でアンケートを作成できます。アンケートの締切日、リマインダーの設定要否、アンケート対象のサービスを選択可能です。設定が完了次第、対象者にアンケートが一括送信されます。
[アンケート項目例]
・契約情報:利用用途、管理責任者、契約期間、アカウント数等
・預託データ:預けている情報の種類(財務情報、顧客情報、従業員情報等)、種別(極秘、社外秘、公開情報)、規模(1-10件、1000件〜、等)等
・認証ルール:認証方法(パスワード認証、FIDO等)、二段階認証設定の有無、SSOによるID管理の有無、共通アカウントの有無、等